こんにちは、ゴリ隊長じゃ
今回はちょっと重たい話になるが
奈良県で実際に起きた落雷事故をもとに
命を守るための「やるべきこと」と
「絶対してはいけないこと」を紹介するぞ
ニュースで報じられたのは
奈良市の学園中にある「帝塚山学園」のグラウンドでの事故
サッカー部などに所属する中学生6人が落雷により病院に運ばれ
うち2人は意識不明という痛ましい状況になってしもうたんじゃ
天気が急変し雷が鳴り出す中
避難する余裕もなく、事故は一瞬のうちに起きたとのこと
これは他人事やない
外で活動するすべての人にとって大切な教訓になるじゃろ
やるべきこと(命を守る正しい行動)
まずは命を守るために
落雷が予想されるときに「やるべきこと」をしっかり知っておこう
⭕️気象情報をこまめにチェック
雷注意報が出てないか、雨雲レーダーなども活用して
天候の変化を把握するのが大切じゃ
雷は自然現象やからな、完全に予測するのは非常に難しい
けど、「命を守る行動」はできるんや
その一つが【早めの避難】
雷鳴が聞こえたら、もう危険範囲に入ってるサインや
音が聞こえた=半径10km以内に雷雲がおるってことなんやで
⭕️安全な場所に避難する
屋内、できれば鉄筋コンクリートの建物に入るのがベストじゃ
実はなんと、車の中も安全な避難先になる
車は金属で囲まれてるから「ファラデーケージ」っていう安全地帯になるんじゃ
避雷針がある施設やスタンドも、
早めに避難できれば有効な選択肢じゃ
⭕️屋内に避難できひん場合はしゃがむ
屋内に避難できん場合は
・姿勢を低くして地面にしゃがむ
・両足をくっつけてつま先立ちに近い形でしゃがむ
・金属類からは離れる
できるだけ小さく、低くなることが雷から身を守るカギじゃ!
ただし、地面には寝ころばんように!電流が伝わってくるから危険なんや!
⭕️体育や部活動の中止判断は早めに!
特に学校では、先生や顧問が責任ある判断をせんといかん
ガイドラインや注意報の確認は必須じゃ!
グラウンドに残る判断を甘く見てはいけん
絶対してはいけない行動(やったらアカンこと)
やるべきことの反対、つまり「してはいけない行動」も押さえとこう!
❌家の「軒先」で雨宿りする
軒先は屋根があるから安心と思うかもしれんが
実はかなり危険な場所なんじゃ
雷は建物の外側に電流が流れやすい性質があって
もし家に雷が落ちたら、軒先を電流が走る可能性があるんや
雨宿りするなら、建物の中にしっかり入ること!
中途半端な避難は逆に危ないぞ!
❌木の下や電柱の下に避難する
家の軒下同様、テレビドラマとかでもようやってるなぁ
でも、木の下も意外と行ったらあかんのじゃ
濡れたくない気持ちはわかるが
木や枝から2m以上は離れるようにしないと、むしろ木からの
感電の恐れがあるんじゃ
❌傘をさしたまま歩く
金属製の傘は雷を呼び寄せてしまう可能性があるんじゃ
頭より高いものを持って歩くのは危ないで
❌シャワー・水道の使用
家の中におっても油断したらアカン
雷が水道管を伝ってくるケースもあるんや
落雷中のシャワーや洗い物は控えるべきじゃ!
❌家の中でも電気製品やコンセントの近くも危険
雷はテレビや電話の配線ケーブルから伝って感電するかもしれへんで!
そういった家電製品からは1m以上離れてや!
落雷事故から学ぶべきこと
今回の事故は、急な雷で避難が間に合わなかったというが
「事前の判断」と「避難のスピード」が命を分けることもあるんじゃ
危険を感じたら、天候がどうこう言う前に
とにかく「建物に避難」することが最優先!
「自分の身は自分で守る」
そんな意識を全員が持つことが、悲しい事故を減らす第一歩じゃな
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